Devil's Own

cinema, music, book, trash and so on...

2006アルバム・オブ・座・イヤー=誰も気には留めないけど必ず秘かに作る不毛なアルバムランキング

12月ということで、各雑誌やブログメディアなどでもそろそろ2006年ベストアルバムの発表とかやると思うんだが、あまり他に影響されたくないので、一足早く選出してみた。
これは音楽好きな人間にとっては、毎年恒例の年末行事みたいなものだ。
機会があれば残りの12月を使って、一枚ずつレヴュー書きたいと思っているのでお楽しみに。

BEST ALBUM
No.1

Pieces of the People We Love

Pieces of the People We Love

レヴューはこちら

No.2

Ys

Ys

レヴューはこちら

No.3

The Eraser

The Eraser

レヴューはこちら

No.4

Whatever People Say I Am Thats What I Am Not

Whatever People Say I Am Thats What I Am Not

レヴューはこちら

No.5

Both Sides of the Gun (Dig)

Both Sides of the Gun (Dig)

レヴューはこちら

No.6

The World Is Gone

The World Is Gone

レヴューはこちら

No.7

Sensuous

Sensuous

レヴューはこちら

No.8

ジョニー・ボーイ (Johnny Boy)

ジョニー・ボーイ (Johnny Boy)

レヴューはこちら

No.9

イン・マイ・マインド(初回)

イン・マイ・マインド(初回)

レヴューはこちら

No.10

ファンクラブ

ファンクラブ

レヴューはこちら

上位3位はほぼ同時1位、というより恐らくそのときの気分にもよる。単純に捨て曲がない。
10位アジカン、ディランの新作にして傑作やストロークスの3枚目を抑える完成度かと言われれば当然ノーなわけだが、それでもこの大きな進歩のアティチュードを買いたいという意味を込めて。

今日は時間がないので2006年ベストシングルをレヴュー。
BEST SINGLE
No.1

When the Sun Goes Down

When the Sun Goes Down

オアシス以来の天才型インディーバンドというキャッチコピーで世界中を席捲した若き猿楽団。後々10年20年とインディーキッズのバイブルとして聞き継がれるであろう傑作ファーストアルバムのハイライトとなるこの曲は、街に立ち売春をする少女達と、それを買う最低劣悪な大人たち、そしてそんな社会に対して何のアクションも起こすことも出来ず悶々とする他ない自分への怒りと憎しみを爆発させた激痛ソングだ。偽悪的なパフォーマンスでパンクスに嫌われ続けたバンド・ポリスの楽曲からの巧みな引用により、「大人社会」への反骨心と切迫した少年性を見事に具現化した傑作だ。

No.2

Country Girl

Country Girl

やっぱり何年経ってもカッコいいのはディランを除いて彼らだけ。前作までのエレクトリックで硬質なガレージ路線から再び南部へ回帰を果たし、無敵のヤク中ボビーが歌いまくる。途中のマンドリンソロ最高。ジャジャジャジャンって終わり方最高。この曲で始まるアルバム「ライオット・シティー・ブルース」最高。ジョン・レノンサム・クックも死んで、「オーライ」と歌えるのは彼らだけ。

No.3

ときめきダンシン

ときめきダンシン

まぁ色々嫌なことはありますが、ときめきダンシンしちゃえばいいと思います。



おやすーみ。
そうだな、本当に胸が締め付けられるくらい好きな人がいればいいと思います。