Devil's Own

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R18 LOVE CINEMA SHOWCASE vol.3 「竹洞組」の冴えたやり方。

はてなスターってなんやねん!間違えて自分のエントリに☆つけちゃったし。痛い人みたいやん。外し方わからん。

「森鬼」(乱姦調教 牝犬たちの肉宴)
「短距離TOBI-UO」(ホテトル嬢 癒しの手ほどき)
 監督:竹洞哲也 @ポレポレ東中野

 「森鬼」は田中登×宮下順子の「発禁本「美人乱舞」より 責める」や小沼勝×谷ナオミの「生贄夫人」に通じる山小屋監禁モノで、閉ざされた冬の樹海の凍てつく空気をフィルムに焼き付けたような緊迫感がある。ただ、ロマンポルノのその2作が念頭にあるせいか、こういったシチュエーションではやはり和服がいいなと思ってしまう。トークショーで貶されていた吉岡睦雄のイカレサイコな怪演もよかったが、そんなには女優も可愛く見えないし、理解に苦しむ。しかし、二本目の「短距離TOBI-UO」は間違いなく傑作で、青山えりなも倖田李梨も「森鬼」の三兆倍素敵に撮られている。ブログやパンフで竹洞作品を評して真魚さんが用いる「ウェルメイドかつスタンダード」という表現にも素直に納得でき、青山えりなのフリーキーさもさることながら、久々に見た今野由愛ツンデレな演技と情けなさとカッコよさのバランスを絶妙に保ったサーモン鮭山の存在感にも相当持っていかれた。サーモンさんいいなぁ、声が物凄くいい。吉沢明歩主演の2作を見にまた行くので、詳しくはその後にでも。