Devil's Own

cinema, music, book, trash and so on...

ハヒ〜ンは未体験ゾーンであります!

「思い出がいっぱい -EIGHTEEN BLUES-」(美少女図鑑 汚された制服)
「恋味うどん」(悩殺若女将 色っぽい腰つき)
 監督:竹洞哲也 @ポレポレ東中野
ナッシュビル
 監督:ロバート・アルトマン @渋谷東急

 R18は、最終日で金曜の夜で吉沢明歩も来るからなのか、前回よりもずっと混雑していて驚いた。どちら女の子がキュートに撮られた愛すべき映画。トークショーも竹洞監督や吉沢明歩を始め、沢山いてよかった。吉沢明歩は確かに美しかったが、でもでも青山えりなの方がずっとずっと可愛かったなぁ。友達の家に泊まって、朝まで色々話していて、寝て起きたら3時だった。渋谷に出て、「ナッシュビル」まで時間があったので、カウリスマキの新作か今日から始まった清水宏を見ようかと思ったが、結局マックで読書して時間を潰した。
中古でエドワード・ヤンの「恋愛時代」のVHSとトリュフォーのサウンドトラックを買った。併せても2000円未満。トリュフォーのサントラはドワネル5部作からのベスト的ラインナップで、「逃げ去る恋」が聴きたかったからよかった。
 「ナッシュビル」はR18以上の大盛況で、30分前で既に整理番号は100番台だった。「ナッシュビル」はアルトマン特有の群像劇的なプロットもそうなのだが、とにかく全編を彩るカントリーミュージックが素晴らしい。しかしながら、ピースフルな空気の中で、ラストに唐突に勃発する「事件」、それに成す術もない人々の姿に、「音楽が世界を救う」という安っぽいクリシェへの皮肉を見ることができる。愛と平和を謳い続ける音楽が傷つき、血みどろになりながらも、やはり続いていく終幕は痛ましくも感動的だ。終幕後は拍手喝采が起こり、幸福だった。ユーロスペースで、また見たいのだけれど、もう売り切れているのだそうな。色々と書きたいのだけれど、頭痛が酷いので寝る。