Devil's Own

cinema, music, book, trash and so on...

あけましておめでとうございます

 え、僕もう22にもなるのにお年玉なんて、そんなもらってもいいんですか?え、いやいや、勿論頂戴いたします。本当ありがとうございます。というわけで、冬の日差しを全身に受け止めまっさらな光沢を放つ千代紙の封筒を恭しく受け取った三が日最終日。裏返すとご丁寧にも筆ペンで「就活頑張れ」と殴り書きのように書かれている。余計なお世話だ。ということはこのお金でリクルートスーツとかネクタイとか買いに行かなくてはならないのだろうか。もしそれを意図していたのならば、全く僕は無礼者。意気揚々と街の書店へ向かう。

孤独な散歩者の夢想 (岩波文庫)

孤独な散歩者の夢想 (岩波文庫)

人間不平等起原論 (岩波文庫)

人間不平等起原論 (岩波文庫)

首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)

首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)

ピカルディーの三度

ピカルディーの三度

 レポートを書く関係でちょっとルソーに立ち返る必要性が出てきた。近親憎悪的に苦手な思想家の一人。本当は未読の「告白」が欲しかったのだけれど、置いていなくて仕方なくこの2冊。「散歩者」は新潮版を昔読んだけれど。関係ないが有名な同様「むすんでひらいて」はこの男のペンによるものだと最近知った。
 先日後輩が絶賛しており気になっていた三津田信三。横溝的な禍々しい土着ミステリのモンド観に90年代的なJホラーを掛け合わせたものらしいので間違いなく好きだろうなと。アートワークも気に入っている。
 最近話題の鹿島田真希芥川賞候補からの付き合いだが、この本は文学界や周辺の信頼できるブログでもちらほら見かけていて、買おう買おうと思っていたのだけれどようやく購入。
 残りはアッシュのライヴチケットに宛てなくてはなるまい。ファーリーズやジャスティスのチケット代を借金しているので、多分最後のお年玉はこれで最後。