Devil's Own

cinema, music, book, trash and so on...

0705

 サークのチケット、「思ひ出の曲」と「いつも明日がある」を無事に買う。ダグラス・サークといえば「ぼくの彼女はどこ?」が本当に好きすぎてどうしようもない。ここ数ヶ月で4回も見ている。「天はすべてを許し給う」や「愛する時と死する時」などと比べると通俗的な内容なのはわかるけれど、終盤でチャールズ・コバーンと子役(名前を失念)がダンスするシーン以降は泣きっぱなしだし、人生で大切なものの殆どがこの90分弱の映画の中に最も幸せな形で詰め込まれていると思う。だからドイツ時代のミュージカル映画「思ひ出の曲」には期待だ。

未成年 上巻 (新潮文庫 ト 1-20)

未成年 上巻 (新潮文庫 ト 1-20)

 長らく岩波文庫の専売特許だったドストエフスキー五大長編のひとつ「未成年」が新潮で復刊していた。