さようなら2011(音楽編)
試験的に書いてみたAVに関するエントリに思いのほか反響があり動揺を隠せない・・・やはりインパクトって大事なんだなと。ここからは例年と同じくほそぼそと音楽と映画を2日に分けて振り返っていきたい。 まずは今年よく聞いたアルバムを10枚。
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CSS、ラプチャー、ゴー!チームはいずれも3枚目。3組のセカンドアルバムは私にとってオールタイムベスト級の傑作なのでどうしても点が辛くなってしまうのだが、いちばん期待を上回ってくれたのはラプチャーだった。ロキシー・ミュージック化がますます進み、ファーストのひねくれたパンク精神やセカンドの今にも泣きだしてしまいそうなギークっぽさも軽減された。そのため最初はぴんとこなかったのだが、やはりこのバンドのポテンシャルはすごい。特にリードトラック"How Deep Is Your Love?"は、これまの彼ら音楽性がすべて凝縮されている集大成的傑作だ。
そのほかサントラ枠で『ソーシャル・ネットワーク』。新人枠でダム・ダム・ガールズ。これがセカンドアルバムでどうやらファーストとはけっこう音楽性がちがうのだそうです。昨年のThe Likeみたいなものでしょうか・・・。ジザメリがラモーンズをカバーしているようなかんじで夏中聴いていました。PVもゴスっぽくてかわいい。
再発ものとしてはスウェード、スミス、ジザメリのリマスターが最大のトピックスだった。スマパンはまだ聞いていない。ここにはラインアップしなかったが10月以降はスミスばっかり聞いていた。それなりにいいヘッドホンで聞いてると本当に戻れなくなりそう。なかでも1番よく聞いたのはライブ盤の『ランク』。それにしても中高生のころ繰り返し聞きまくっていた音源がここ数年次々とリマスターしていくのは感慨深いものがある。あとはマイブラくらいですね。気長に待つことにしたい。近いうちに5・1チャンネルでゆっくり聞きたい。残りは旧譜で特によく聞いていた4枚。どれも名盤です。TLCは今年なぜか再はまりして年間通してよく聞いていた気がする。
つづいて今年よく聴いた5曲。
CSS "Hit Me Like a Rock"
Joss Stone "Somehow"
Puffy "Mother"
The Knack "My Sharona"
横山輝一"Limit"
CSSはアルバムはいまひとつというという気がしたが先行シングルはまぎれもない名曲。こんな感じで1枚やってくれるとファーストやセカンドとはまったく異なる傑作になっていた気がする。次作はCSSにしかできない横揺れレゲエアルバムを期待したい。Joss Stoneはアルバムの完成度も非常に高かったが、この曲が突出していました。大好き。
あとは急に思い出して聞いてはまったり、事故的に出合った楽曲たち。"My Sarona"とかはねえ…もう、この夏映画ファンはみんな聴いたんじゃないですかね。横山輝一がやばいですね。バブルの断末魔にあえぐような90年代前半ならではのゴージャス感がたまらない。横山さんの代表曲はMAXに提供した「Ride on Time」でラテンテイストを基調に名曲をたくさん残しています。歌声もセクシーで才能あったのにどうして売れなかったんだろう・・・。
映画のほうは『ゴースト・プロトコル』を見てから発表したいと思います。よいクリスマスを!