2013年によく聞いた音楽
例のごとく音楽もひっそりとふりかえります。あいかわらず発見や面白みのないラインアップです。なにしろ10代のころから音楽の趣味がほとんど変わらないのです。
- アーティスト: STROKES
- 出版社/メーカー: RCA
- 発売日: 2013/03/15
- メディア: CD
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ストロークス起死回生の5作目。まだ自分がストロークスに夢中になれるなんて。ファーストは15歳の私に、コロンブスの卵のような明快さでロックンロールを「思い出させて」くれました。今回の5枚目は久々にその感覚を思い出した。セカンドに少しだけあった横ノリ曲も増えて大満足のでき。最高。かっこいい。
- アーティスト: My Bloody Valentine
- 出版社/メーカー: MBV
- 発売日: 2013/03/04
- メディア: CD
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まさかマイブラの「新譜」を聞く日がくるなんて思いもしなかった。あんまり突然だからびっくりしたよもう。さらにびっくりしたのはその内容がまったくもってマイブラでしかなかったこと。22年のインターバルは感じさせず、『ラブレス』の1年後とかにひょっこりリリースされたような気すらしてくる。マイブラのフォロワーはたくさんいますが、マイブラの音楽はやっぱりマイブラにしか出せないんだなと胸が熱くなりました。
- アーティスト: DAFT PUNK
- 出版社/メーカー: COLUM
- 発売日: 2013/05/17
- メディア: CD
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ただただクールでセクシーなアルバム。でも聞けばまぎれもなくダフパンなのだ!楽曲単位でことし一番聞いたのは「Get Lucky」。ファレル・フィリアムスをフィーチャーしたこともあり、長らく待っていたN.E.R.Dの新作を聞いたような喜びもありました。
重いので閉じます。
- アーティスト: Kanye West
- 出版社/メーカー: Defja
- 発売日: 2013/06/17
- メディア: CD
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ダフパンの新作にはなかった攻撃性をカニエ・ウェストが埋めてくれた感あり。英語が得意でないので何をいってるのかよくわからないから、カニエの音楽聞いてもなんとなく損した気持ちになるんですが、これは脳みそ直撃ドーパミン大分泌のサウンドのおかげですごい楽しめた。ナイン・インチ・ネイルズやアタリ・ティーンエイジ・ライオット好きな人にもおすすめ…。っておすすめって何様だよ!恥ずかしい!
ジ・エレクトリック・レイディ(初回限定バリュー・プライス盤)
- アーティスト: ジャネール・モネイ
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2013/09/18
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天才ジャネール・モネイの新作は19曲70分弱の大作。前作が神だったこともありテンション落ちたって人もいるけど、いや最高だよ!maplecat-eveさんが今年の1枚選ぶならこれって書いていてすごい安心しました。同じ感覚を持つのはアンドレ3000という意見にもほんとに同意。最高。愛してる。
- アーティスト: 相対性理論
- 出版社/メーカー: みらいrecords
- 発売日: 2013/07/24
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超超待望だった相対性理論の新作は、ソングライティングの要だった真部脩一氏の脱退により賛否両論のできに。確かに物足りないんだけど、だからといって真部氏がプロデュースしたハナエとか聞いてももっと物足りないんだよな。やっぱり『シンクロニシティーン』はさまざまな才能が集結しバランスの取れた奇跡の傑作だったとおもう。出がらしの自己模倣、みたいな酷評をするひともいましたが、楽曲の完成度は相変わらず高いし、いいアルバムです。宇野維正氏は否定しつつも、「これまでがフリッパーズだとしたらこのアルバムからはコーネリアス」と鋭いことを書いていた。過去の音楽性にこだわらずフラットに聞く方が楽しめるのかも。「キッズ・ノー・リターン」などライブ映えしそうな曲多し。
- アーティスト: きゃりーぱみゅぱみゅ
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2013/06/26
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なんとなく相対性理論と一緒に買ったのですが、こっちのほうが聞いたかな。perfumeはかっこいいし最高だとおもうけど、たとえば『GAME』がリリースされたときにそのあまりの洗練ぶりに微妙な違和感を感じたんですよね。そのとき私が期待していたスノビッシュ感を、きゃりーぱみゅぱみゅで見つけたような気がする。どの曲も凝っているんだけど、適度に力が抜けていて面白いです。CMソングそのまんまの「のりことのりお」だけはいつもスキップして聞いちゃう。
- アーティスト: EASTEND,CRAZY-A,CUEZERO,Channel,KICK THE CANCREW,GAKU-MC
- 出版社/メーカー: ユニバーサルJ
- 発売日: 2003/09/24
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ここからは旧譜。ことしは日本語ラップを聞き返してたんですが、特によく聞いたのがイーストエンドでした。このアルバムはキック・ザ・カン・クルー、リップスライム、ライムスター、メローイエローなどの盟友たちが客演…。ってところまでならよくある話ですが、楽曲のコンセプトがゲストのいい面を引き出しつつ、意外性もあってすごく楽しい。GAKU MCのラップも20代になってますます沁みるようになった。テクニカルではないけど、誠実で勇気出てきます。だよねー。だよねー。
- アーティスト: マーサ&ザ・ヴァンデラス
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2013/10/16
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秋にモータウンレコードのカタログが1枚千円で100タイトル、リイシューされました。すべて2012〜13年のニューリマスター。ということでこの機会にシュープリームスやフォートップスなど定番どころをけっこう買いました。マーサ&ザ・バンデラスはいままでベスト盤しか手に入らなかったので、うれしかった。「Heatwave」はフーやジャムもカバーしているので知っている人も多いでしょう。映画好きには『キャリー』(オリジナル版)でジョン・トラボルタとナンシー・アレンがデートしている車の中で流れている曲として覚えている人もいるかも。ファーストアルバムはカバー中心ですがシュープリームスの洗練やマーヴェレッツのキュートさとは違ったワイルドで野蛮な味わいがあります。なんつうてもこのジャケットが最高すぎますよね。
- アーティスト: メリー・ジェーン・ガールズ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2013/10/16
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なかなか再発されずようつべでがまんしていたテルマ・ヒューストンやメリー・ジェーン・ガールズもゲットできました。しかもリマスターいい感じなんだよ。
- アーティスト: Cherrelle
- 出版社/メーカー: Tabu Demon
- 発売日: 2013/04/16
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- アーティスト: Cherrelle
- 出版社/メーカー: Tabu Demon
- 発売日: 2013/05/14
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ダフパン80sリバイバルの追い風にのってなのかは知りませんが、タブーレコードの国内リイシューも始まりました。諦めていたアルバムもたくさんあるので少しずつ買いたいとおもいます。シェレールはファーストもセカンドもお気に入りです。
そのほか曲単位でよく聞いたやつ。