Devil's Own

cinema, music, book, trash and so on...

2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

浦島太郎

『浦島太郎』のことを考える。あの話はとてもじゃないけど子供には理解できないように思うがどうだろうか。別にあの物語が相対性理論を予見していたと思うわけではない。あの物語のテーマを、失った時間は、過ぎ去った時間はもう取り戻すことは出来ないもの…

髭よさよなら

夢でさよなら(初回限定盤)アーティスト: 髭(HiGE)出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 2008/10/22メディア: CD クリック: 8回この商品を含むブログ (41件) を見る 色々な反応があってもいいと思うが、僕には擁護しきれん。これはいくらなん…

ダイシックスは今日もたゆみない努力を続けています。

先日は何の脈絡もなくシオノギ製薬の昔のCMを羅列したことで皆さんを恐怖と混乱に陥れてしまい申し訳なく思う。実はmixiの方でも全く同じことをして、危うく友人を減らすところだった。しかし、言わせてもらうならば僕はシオノギのあのCMに心底感嘆したので…

ジャック・ドゥミ『シェルブール』&『ロシュフォール』リヴァイヴァル上映

お前はドゥミとシオノギ製薬のことしか考えていないのかと言われそうだが、2009年の正月、『シェルブールの雨傘』、『ロシュフォールの恋人たち』のデジタルリマスター版上映がようやく決定した。シネセゾン渋谷を皮切りにロードショーとのこと。mixiコミュ…

Friendly Fires

Friendly Firesアーティスト: Friendly Fires出版社/メーカー: Xl Recordings発売日: 2008/09/08メディア: CD購入: 4人 クリック: 108回この商品を含むブログ (67件) を見る お金が余ったので評判のFriendly Firesを購入。最近メディアが持ち上げているイン…

あなたの健康に奉仕する

『片腕マシンガール』国内盤出る

"TOKYO SHOCK"OFFICIAL BLOG-『片腕マシンガール』 出るそうだ。特典ディスクとあのポスターをあしらったパッケージが嬉しい。海外上映→ゆうばり映画祭→海外盤DVDリリース→国内ロードショー→国内版DVDリリースと、もはやサーガである。穿った見方をすればよ…

映画でかるた(解答編)

解答編です。全映画の監督を表記しておきます。二作品出ている監督は『ガントレット』と『ペイルライダー』のクリント・イーストウッドでした。イーストウッド、最初はあと3本くらいラインアップされてて「これじゃつまらんなぁ」と思い、一監督一作品制を導…

映画でかるた

暇だったんで五十音を好きな映画で埋めてみた。更に一監督につき一作品という制約を勝手につけると意外と頭をひねった。どうしても二作品でている監督がひとりだけいますが、おわかりでしょうか?有名な人なのですぐにわかると思います。 なお映画のタイトル…

『イントゥ・ザ・ワイルド』−理想でメシは食えぬ

『イントゥ・ザ・ワイルド』はすごい映画だと思うのだが、これも短いイメージショットを組み合わせたミュージッククリップ的な編集が15分に一回くらいあって、それだけがどうしてもノレなかった。時間と行動の流れテンポよく語るためだとはいえ、ああいう編…

『落下の王国』

とりあえず僕はあまり「映像美」というものに惹かれないのかも。ダリ、ハースト、エッシャーあたりの現代美術を彷彿させる画つくりにはインパクトはあるものの、シーンが有機的につながっていく映画的快楽が少ない。 スパイク・ジョーンズがクレジットされて…

1005

どうやらこのブログは女性の読者のが多いみたいなんだが、先日長澤つぐみのAVにひどく興奮したことを書いてもいんんですかね、ってもう書いちゃってるけど。『未○年タブーSEX』という。ちなみに長澤つぐみは『片腕マシンガール』のオープニング映像でポ…

1004

2ちゃんねるとか見ると、『トウキョウソナタ』ってそんなに評判いいわけじゃないみたいで、意見を総合すると「一般受けはいいようだが、黒沢清が好きな人間としては・・・」といったところか。確かに『トウキョウソナタ』はかなりの異色作だと思うが、「黒…

『トウキョウソナタ』、ニヒリズムの向こう側

『トウキョウソナタ』を見た。涙が溢れた。胸が高鳴った。言葉を失った。抑えようもない感情の波がぐるぐると心を渦巻いてぐしゃぐしゃになった。本当は以上で言い切ってしまった感があるが、自分なりに、少しずつ、言葉にしたい。少しずつだ。死ぬまで大事…