Devil's Own

cinema, music, book, trash and so on...

2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

自己責任論の「正義」不在―ウルトラマンメビウス「デスレムのたくらみ」に思う人質バッシング問題

特撮ネタを無理矢理社会学的に考察するお得意の記事です。 ここ数回の「ウルトラマンメビウス」は来る最終話の為にほぼ毎週歴代ウルトラマンと演じてきた俳優達のゲスト出演が続いていて、まぁウルトラファンは文字通り祭り状態なのだが、前回は「帰ってきた…

狂気の宴のサウンドトラック―!!!が異端であり、一方で伝統的なアーティストであるということ

最近ブログ上で音楽ネタを書くことが滅法少なくなっていることに気がついたのだが、日常で音楽を聴かなくなったのかと聞かれればそんなこともなく、最近だとカヒミ・カリィとドビュッシーとブルーハーブとミンガスが交互で垂れ流されている。*1しかしながら…

偉大なる失敗作―綿矢りさの新作が「ボヴァリー夫人」になれなかった理由

りさタンの新作は、今までのようなライトノベルではなく500枚の長編。ページを開いただけで作風の変化がわかる。いつもはすかすかだものね。夢を与える作者: 綿矢りさ出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2007/02/08メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 1…

独白

確かに前髪が伸びすぎている。中国留学生に「女々しい」と言われるのも無理はない。煙草に火をつけると前髪がちりちり焼けて、机の上に陰毛のようになって散らばる。あの音が好きなので髪を切るのが少しだけ勿体無い気がする。 ロマンチストな僕は、小さい頃…

フランス映画祭の過去・現在・未来

http://www.unifrance.jp/festival/event.php ジャック・ドゥミが見まくれるじゃないか!

2月14日にまつわる雑感

グーグルのトップ画像がヴァレンタイン風味になっているのはかまわないのだが、Lが抜け落ちているのは誤植なのだろうか。 みんな愛し合っているかい。僕はチョコレート大好きだぜ。今年も山ほどもらったぜ。Lovelessアーティスト: My Bloody Valentine出版社…

近況―中国留学生との交流

みなさんお久しぶりです。 ゼミの関係で中国からの留学生と交流したりした。留学生はみんな好奇心プラス物欲旺盛。向こうでは高価なものが日本では安価で手に入ったり、逆もあるみたいだね。 中国の方々は結構日本文化に精通していた。というのも、日本のテ…

SBKについて独白

KILLING FIELD限定アーティスト: スケボーキング出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン発売日: 2001/08/29メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る CDラックを整理していたらこんなものをサルベージ。ちょっと聴いてみたら…

ナインティーズ:廃墟としての90年代

シネマヴェーラ渋谷、2月17日より。 2/17(土)「カナリア」「ディスタンス」 ※塩田明彦監督、是枝裕和監督によるトークショーあり。 2/18(日)「機動警察パトレイバー2 the Movie」「夜がまた来る」 2/19(月)「M/OTHER」「渇きの街」 2/20(火)「MIDORI」「カ…