Devil's Own

cinema, music, book, trash and so on...

2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

おばけのホーリー

懐かし過ぎる。そういえば、マジョリーヌ大好きだったわ。あとこの歌が僕が最初に聴いたラップだった気がする。と言う話を記号論前にひとしきりクラスの女子とした。

フジロック

夏休みがずれ込まないと判明したのでフジのチケット買いに行くぜ。労働費が一気に飛んでいくぜ。 基本的に僕はフジに誰が出てもいいやーと思っているので、MUSEとFOUNTAINSとASHが出ることくらいは耳にしていたが、出演アーティストを今見てみて今年は例年よ…

河瀬直美監督特集上映@シネマ・アンジェリカ

6/16〜22「垂乳女」12:00/21:00,「火垂」15:30,「萌の朱雀・沙羅双樹」13:15/18:50 6/16 「萌の朱雀」13:15〜/「沙羅双樹」18:50〜 6/17 「沙羅双樹」13:15〜/「萌の朱雀」18:50〜 6/18 「萌の朱雀」13:15〜/「沙羅双樹」18:50〜 6/19 「沙羅双樹」13:15…

昆虫キッズ「ユウとユウコのために」への蛇足的レヴュー―僕らが信じる思い込みという魔法について

このアルバムをソニック・ユースとかブルーハーブとかパラダイスガラージとかポップ・グループとかそういった様々なコンテクストから語るのは簡単だが、あまり意味がない。昆虫キッズの音楽はそういった説明から一番遠い位置にいる。ナンセンス。どうでもい…

Bjork「Volda」―母体へ回帰し、大地へ還元されたビートが再びダンスフロアで暴れだす

ヴォルタアーティスト: ビョーク出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル発売日: 2007/05/02メディア: CD クリック: 59回この商品を含むブログ (99件) を見る 試聴機の中で一番刺激的なオンガクを奏でているのが、僕の母親と幾ばくかも年齢の変わ…

ゼミの女の子から「明日みんなで荒川でどんちゃんしましょう」という画期的なメールが届いて水曜は、ゼミのみんなが荒川に終結し、シューアイスを頬張り、転がったり踊ったり、牧師の老夫婦と語らったり、素麺茹でたりして、ハチクロみたいなことをしていた…

「マノン・レスコー」、僕らが悪女を愛する理由

マノン・レスコー (岩波文庫)作者: アベプレヴォ,Abb´e Pr´evost,河盛好蔵出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1957/06メディア: 文庫 クリック: 9回この商品を含むブログ (23件) を見る なぜに僕が今「マノン・レスコー」とか「カルメン」を読んでるのかとい…

昨今の出来事

いきなり一週間休みを与えられたのだが、そんなにお金持ちでもないので豪遊するわけにも行かず、定年後の老人のように質素な生活をしている。僕らが老いぼれになった頃は、多分少子高齢化とかで、一生働かされるのだろうから今のうちに質素にやるのもいいと…

「贖罪と寛容」のテーマは実践されたか?−完結編「スパイダーマン3」

なんか麻疹が流行して、一週間以上ぽっかり連休出来てしまったんだけどさ、やることねー。こういうとき彼女とか欲しいよね。 最近ノートPCのファンがビュンビュン言うとるんやけど、これやばい気がする。 さて、空いているので平日に見るのが良かろうと「ス…

はなぢのはなし

(via.Hugo Strikes Back) 一年生と喋っていたら、目の前の男子が急に鼻血を垂らし始め、僕はというと当然テンション急上昇で、「僕、鼻血本当に好きなんだよねー」とついついカミングアウトしてしまう。高校のとき隣に偶然座っていた女の子が急に鼻血を出し…

就寝前

徹夜したレジュメは自分的には相当詰めの甘い箇所が沢山あったが、誉められる。楽だ。 映画論の教授と授業後話しこむ。ロメールの道徳的コント集が素敵過ぎるぜとか、「悪魔のいけにえ」は儚く美しい、とか80年代のAV女優とか、ロマンポルノとか、とかで盛り…

「魔の山」読了、そして宝月ひかるが好きだ!

魔の山 (上巻) (新潮文庫)作者: トーマス・マン,高橋義孝出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1969/02/25メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 33回この商品を含むブログ (51件) を見る 今日はミスドで「魔の山」を読了。「魔の山」は高校生のとき岩波版で挫折して…

ロマンポルノ再入門@シネマヴェーラ渋谷

6/02(土)「わたしのSEX白書 絶頂度」「情事の方程式」 17:50〜根岸吉太郎×白鳥あかね トークショー 6/03(日)「暴行!」「赤線玉の井 抜けられます」「宇能鴻一郎の濡れて打つ」 6/04(月)「実録阿部定」「エロスは甘き香り」 6/05(火)「暴行!」「わたしのSEX…

だらだら仕事しつつも訳者としての村上春樹の是非について語る

番発終わってもまだ僕らが忙しいのはどういうことだと!文句ばかり垂れ流すなと。誰でも同じ気持ちだ。 一年生がやけに沢山入ってきたので、その分大変なので、それは仕方ないと、せっせとマニュアル作成する。アナウンス担当のKさんと就職のこととか村上春…

ウルトラマンダイナ再評価―初期1クールにおける原点回帰傾向

長崎の5月連休は雨ばっかりだが、僕はお構いなしに家にこもって本読んだり、DVD見たりと非常に充実した休日を過ごしている。今日は子どもの日ということもあってか、CSでは一日中ウルトラマンを放映していて非常に幸福な気持ちだ。とりあえず前々から予告し…

古本屋でのサルベージ

シンセミア〈1〉 (朝日文庫)作者: 阿部和重出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2006/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 58回この商品を含むブログ (100件) を見るシンセミア〈2〉 (朝日文庫)作者: 阿部和重出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2006/10メ…

ポルノはポルノであるというトートロジーに基いた田中登映画の作家性・普遍性に関する考察

先週は一応作品の上映なんかもやって、概ね好評を博す。やはり新入生は「よくわからなかった」的な意見が多く世代ギャップを感じた。その後、精神的ショックの大きい出来事があって、その衝撃を半ば引きずる形で実家長崎に帰省する。20歳年下の妹にまたも泣…