Devil's Own

cinema, music, book, trash and so on...

2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

PFFダグラス・サーク特集〜悲しみのハッピーエンディング

公式サイトのスケジュールが携帯から見づらかったのでこの場に。 7月27日(日) 10:00〜「第九交響楽」 12:15〜「思ひ出の曲」 14:15〜「いつも明日がある」 16:15〜「心のともしび」 18:30〜「愛する時と死する時」 7月28日(月) 11:00〜「アパッチの怒り」 1…

Perfume

love the world(初回限定盤)(DVD付)アーティスト: Perfume出版社/メーカー: Tokuma Japan Communications CO.,LTD(TK)(M)発売日: 2008/07/09メディア: CD購入: 21人 クリック: 476回この商品を含むブログ (349件) を見る アルバムにはあんだけ文句たらたら言…

『片腕マシンガール』先行上映&和製グラインドハウスナイト!

魅力的過ぎて言葉も出ない説得力のあるビジュアルで、僕が長らく見たくて見たくてしょうがなかった「片腕マシンガール」の先行上映イベントちょっと面白そうだ。何これ何これいくいくー!って感じ。SPOTTED PRODUCTIONSの直井氏によるアナウンスをmixiコミュ…

「恋するってすれっからしになることなのよ」―「暖流」「最高殊勲夫人」

増村保造監督による57年版「暖流」をようやく見ることができた。これは素晴らしい。僕は増村・白坂コンビの中では「盲獣」を最も偏愛していたが、「暖流」はそれ比肩しうる稀有な傑作だと思った。増村の緻密かつ絶妙な画面構成を村井博が流麗な移動撮影で見…

ニコニコ「人情紙風船」

ニコニコ動画で山中貞雄の傑作「人情紙風船」が全編アップされていて驚いた。画質も良好で1000円で売られているパブリックドメインDVDではなく、東宝の正規版だと思われる。こういう環境でこの映画を観ることに関しては色々と思うところもあるが、とりあえず…

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STRENGTH IN NUMBERSアーティスト: ザ・ミュージック出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル発売日: 2008/06/04メディア: CD購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (26件) を見る 輸入盤発売となったのでようやく買って聴いている。現時点…

NHK人形劇「パンをふんだ娘」―幼い日に見た「堕靡泥の星」

先日23歳になった。イアン・カーティスが自殺した年であり、僕の母親が僕を産んだ年である。ヘロインを食いすぎたリバー・フェニックスがくたばったのも確か23歳だった。もうこの年にもなると誕生日なんて特別でもなくなってしまうが、色々と子どものころの…

Black Kids「I'm not gonna teach him how to dance with you」が名曲過ぎる件

珍しく音楽ネタの連投です。これは素晴らしい。PVのコスプレはなんとも評価しがたいが。歌詞がいいですね。百合動く・・・・じゃない揺れ動く乙女心。 アルバムは7月。ピペッツが事実上解散した今!ブラック・キッズしかいない!!!とアジっておきます。 …

The Music Is Back!!!!

STRENGTH IN NUMBERSアーティスト: ザ・ミュージック出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル発売日: 2008/06/04メディア: CD購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (26件) を見る 購入は、輸入盤まで待つつもりだがリードトラックの出来は…

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一日何時間ニコ動見たかでヲタ度を測っている最近の若い子達がよくわからない。彼らは積極的に喜んで自らを「ヲタ」だと自称していることが多いが、内実は服装やライフスタイルにお金をかける普通の人たちに見える。いや、それが悪いと言っているのではない…

私の中のソドム―鈴木則文「堕靡泥の星 美少女狩り」

鈴木則文が唯一にっかつで撮ったやば過ぎる大傑作。ビデオで初見したときは衝撃を受けたが、今日スクリーンで見るとなおさらやられた。大和屋竺のペンによって書かれた邪悪な哲学が全編を貫く。SとMの二項対立によって相対化された価値ではなく、オリジナ…

フランク・ダラボン「ミスト」

「ショーシャンクの空に」(笑)のフランク・ダラボン監督作。これまでの所謂感動巨編とは一線を画したバッドエンドムービーであるとの前情報だけは得ていたが、まぁ予想の範囲内といったところだろうか。少なくとも膝を打って「大傑作!」とはならなかった…

あれ?2本立てじゃないんだ。「妖女伝説セイレーンX」

1日なので当然映画観て過しました。「偽大学生」(増村保造)、「ミスト」、「セイレーンX」という節操に欠けるスケジュールを敢行。3本ともヘンな映画だったなぁ。 「偽大学生」が素晴らしいのは言うまでもないし、疲れているので「ミスト」について長々書…