輸入盤発売となったのでようやく買って聴いている。現時点での彼らの最高傑作であることはやはり間違いないと思う。前作「Welcom To The North」で見せた
ツェッペリンばりのハードロックは鳴りを潜めたが、個人的には正しい方向性だったと思う。ロブの一辺倒なハイトーンボーカルは相変わらずだ。曲調、リリック共に内省的な性格を強め、今まで以上に深みのある仕上がりになっている。ただ、いつも通りアルバム収録曲がリードシングルのクオリティーに追いついていないのが残念。このままでは「結局、ザ・ミュージックってベスト盤が一番いいよね!」という感じになってしまうだろう。ま、だからといって物凄いコンセプトアルバム作られても困りますが。その他、久しぶり大きな
タワレコに来たので色々試聴した。ハドーケン!
*1は、1曲目が
神曲だったが、残りの曲は
リンキン・パークみたいな感じになって微妙だったのでスルー。Duffy
*2はリードシングル2曲が物凄く素晴らしかったので期待していて、ほぼ購入決定だったのだけれど、他の曲がどうにもぐっと来なかった。もっと60年代全開だったら間違いなく今年のベスト決定だったんだが。ウォルラスさんも紹介していて気になっていたdan le sac
*3はよかったのだけれどこのCDをザ・ミュージックと抱き合わせで買って、
フジロック予習する気満々だと店員に思われるのが癪なので(なんだそれ)買わず。でも多分、フジで観るのはミュージックより断然ダン・リュ・サックでしょ。ラーズのファーストをデラックスエディションで購入しそうになるものの、久々に買ったCDは一枚のみ。1500円也。今のところ来月発の
CSS、
Black Kidsは買うつもり。
廉価版や中古がいくら安いからと言ってDVDを無駄に沢山買ったりせず、単価が少々高くても本当に好きな映画を買うべきだっ!と、購入した
F・W・ムルナウの名作。
紀伊国屋からのクリティカルエディションで、評判どおり画質と特典が充実している。少々高くてもいい買い物と言うべきだろう。そういえば学校のメディアラボにドライヤー「
裁かるるジャンヌ」を置いていたが、これも目を瞠るほどの素晴らしい画質だった。値段に恥じない仕事をしているということなのね。
まんだらけで3巻まで買う。