Devil's Own

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0619

STRENGTH IN NUMBERS

STRENGTH IN NUMBERS

 輸入盤発売となったのでようやく買って聴いている。現時点での彼らの最高傑作であることはやはり間違いないと思う。前作「Welcom To The North」で見せたツェッペリンばりのハードロックは鳴りを潜めたが、個人的には正しい方向性だったと思う。ロブの一辺倒なハイトーンボーカルは相変わらずだ。曲調、リリック共に内省的な性格を強め、今まで以上に深みのある仕上がりになっている。ただ、いつも通りアルバム収録曲がリードシングルのクオリティーに追いついていないのが残念。このままでは「結局、ザ・ミュージックってベスト盤が一番いいよね!」という感じになってしまうだろう。ま、だからといって物凄いコンセプトアルバム作られても困りますが。その他、久しぶり大きなタワレコに来たので色々試聴した。ハドーケン!*1は、1曲目が神曲だったが、残りの曲はリンキン・パークみたいな感じになって微妙だったのでスルー。Duffy*2はリードシングル2曲が物凄く素晴らしかったので期待していて、ほぼ購入決定だったのだけれど、他の曲がどうにもぐっと来なかった。もっと60年代全開だったら間違いなく今年のベスト決定だったんだが。ウォルラスさんも紹介していて気になっていたdan le sac*3はよかったのだけれどこのCDをザ・ミュージックと抱き合わせで買って、フジロック予習する気満々だと店員に思われるのが癪なので(なんだそれ)買わず。でも多分、フジで観るのはミュージックより断然ダン・リュ・サックでしょ。ラーズのファーストをデラックスエディションで購入しそうになるものの、久々に買ったCDは一枚のみ。1500円也。今のところ来月発のCSSBlack Kidsは買うつもり。
サンライズ クリティカル・エディション [DVD]

サンライズ クリティカル・エディション [DVD]

 廉価版や中古がいくら安いからと言ってDVDを無駄に沢山買ったりせず、単価が少々高くても本当に好きな映画を買うべきだっ!と、購入したF・W・ムルナウの名作。紀伊国屋からのクリティカルエディションで、評判どおり画質と特典が充実している。少々高くてもいい買い物と言うべきだろう。そういえば学校のメディアラボにドライヤー「裁かるるジャンヌ」を置いていたが、これも目を瞠るほどの素晴らしい画質だった。値段に恥じない仕事をしているということなのね。
おろち 1 (ビッグコミックススペシャル 楳図パーフェクション! 4)

おろち 1 (ビッグコミックススペシャル 楳図パーフェクション! 4)

 まんだらけで3巻まで買う。

*1:

ミュージック・フォー・アン・アクセラレイテッド・カルチャー

ミュージック・フォー・アン・アクセラレイテッド・カルチャー

*2:

ROCKFERRY

ROCKFERRY

*3:

Angles

Angles