Devil's Own

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ロマンポルノ再入門1


『わたしのSEX白書 絶頂度』 公開:1976年 監督:曽根中生
『オリオンの殺意より 情事の方程式』 公開:1978年 監督:根岸吉太郎
『暴行!』 公開:1976年 監督:澤田幸弘
『赤線玉の井 ぬけられます』 公開:1974年 監督:神代辰巳
宇能鴻一郎の濡れて打つ』 公開:1984年 監督:金子修介
 エロのことしか考えられません。日曜は3本立てということで当時の空気を存分に感じることの出来るロマンポルノ傑作選。結構入っていて立ち見の人もちらほらいたし、女の子も結構来ているようなのでよいことだ。僕も既に3人の女の子にパンフレット渡したしね。興味はあってもレンタルさえ恥ずかしくてねーという女の子は実は結構いるらしく、この機会に見ようという子が結構いたので彼女ら感想が早く聞きたいぜ。
 トークショーは残念ながら見ることが出来なかったが、王道スポ根少女漫画「エースをねらえ」をパロった金子修介の「宇能鴻一郎の濡れて打つ」が最高にくだらんくて何度見てもおかしい。実はこの作品が僕が最初に見たロマンポルノ作品で、予備校生時代にCS深夜枠で放映されていたのを見て爆笑しまくって、次の日の試験で思い出し笑いが止まらなかったのを覚えている。
 明日は田中登の代表作「実録・阿部定」と桃井かおり出演の「エロスは甘き香り」。どちらも2回ずつくらいみたことがあるし、前者はDVDも持っとるのだが、暇なんで観にいくと思う。どうも「阿部定」のほうはニュープリントではないらしく、ラピュタでの田中登特集で見逃したことが悔やまれてならない。
 あとシネマヴェーラの次回特集はフランソワ・トリフォー。前年暮れのヌーヴェルヴァーグ特集ではトリフォーの作品が一本もなくて、やはりなんとなくバランスが悪かった気がしたが、どうやら諸事情あったらしい。見たことあるものばっかりですが、ドワネルの成長をゆっくり追っていくのもありかなと思う。