Devil's Own

cinema, music, book, trash and so on...

お久しぶりです

どうして最近ブログの更新を怠りまくっていたのかというと、理由がいくつかあって、ひとつめが新しいパソコンのキーボードが極めて機動性が悪かったということ、ふたつめが単純に忙しかったのです。
 新しいパソコン、自作なんですけど、秋葉原を歩き回って作ったのだが、キーボードだけ選ぶの失敗してしまっていた。多分一番最後に選んだので正常な判断力みたいなものを失っていたんじゃないだろうか。多分そうだ。で、昨日はとある会社説明会が浜松町であったので、ついでに秋葉原で新しいキーボード買って来ました。悪くないです。これからは普通に更新できると思います。
 といってもネタがないんです。映画館にほとんど行けてません。昨日は1日だったので「スウィニー・トッド」と「牡牛座」と「人のセックスを笑うな」とどれにしようかなわくわくあわよくば2本見ちゃおうかしらわくわく、とやっていたのだが、結局秋葉原で購入したキーボードとケーブルが重すぎたのでまっすぐ家に帰ってしまった。DVDで見たものだと。

色々あってルノワールのDVDは沢山戴いた。こういう感じのものを合間合間にだらだら見ていた。「素晴らしき放浪者」を見ると就職なんてしたくないと思う。これは本当に素敵な映画で、しかも85分と尺も短いので本当に最近寝る前とかによく見ている。あと「階級関係」やばすぎー。カフカの映画化の中でも最高峰だと思った。
 「ロング・グッドバイ」は秋葉原で980円のをようやく見つけて購入。ああ、これも新文芸坐でやってたなぁ。映画館行きたい。映画なんて時間と金に余裕がある都会人の道楽だ!
 移動時間が多いので本はよく読んでいる。バルザックとか、ルソーとか、ケルアックとか、鹿島田真希とか、漱石とか、あれ全然卒論に関係ないな、気のせいだ!
 先日高校の友人に会って、色々と話をして、今年のフジロックは日英友好関係150周年かなんかみたいらしく土曜日のグリーンステージはずっと日本とUKのアクトなんだそうだ。で、それを踏まえたうえで誰が出るのかなぁとかね、毎度のように予想していた。イギリスとかね、ヴューとか見たいなのばっかだったらいやだなぁとか、でもラーズとかだったらすごいなとかここで日高氏とレディオヘッドが和解とかだったらちょっといい話だよねとかまぁ色々話していたら心配なのはやっぱり日本だねってことになる。くるりは昨年出なかったし堅いだろう。あとは清志朗だろうね。若手は見劣るなぁ。。。という流れでスピッツが挙がる。「スピッツのファーストとか結構髭に通じるものあるよね」とか言っていて、なるほどーと思った。髭は最近迷走してどんどん駄目になっていってますが、スピッツはいつもぶれないよね。ぶれてたのは「三日月ロック」だけだな。新作は聴いてないけど。つうわけでスピッツばっかり聴いています。スピッツはキャリアが長い上にコンスタントに傑作をリリースしているのでジェネレーションごとにフェイバリットが違うと思う。僕の場合だと「ハチミツ」ですね。みなさんどうでしょう。

ハチミツ

ハチミツ

 久しぶりに聞いたけど、ほとんど完璧に歌えた。「一人むなしくビスケットを」で始まり「今日も眠りの世界へと滑り落ちていく」で閉じる43分。草野マサムネの歌声からはヘンテコな言葉が次々と零れ落ちてきて、まるで絵本の世界みたいで好きだったなぁ。声変わりのとき、スピッツのうたが突然歌えなくなって、それから聴かなくなった気がする。

*1:

素晴らしき放浪者 [DVD]

素晴らしき放浪者 [DVD]

*2:

ラ・マルセイエーズ [DVD]

ラ・マルセイエーズ [DVD]

*3:

階段通りの人々 [DVD]

階段通りの人々 [DVD]

*4:

*5: