Devil's Own

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ゲキバイオレットとクライマックスフォーム


 東映ヒーローアワーは両者とも新展開。「ゲキレンジャー」は映画の宣伝はEDのみにとどめ、しっかりと新戦士ゲキバイオレット投入を描写しておりまたも好感触。予測通り新戦士は、以前から言及されていた深見レツの兄であり、ストーリー自体も兄弟の追憶を中心に描かれていた。当初は型にはまったキャラクターだったレツがますます活躍し完全に主役と化している。一方、「仮面ライダー電王」もようやく劇場版宣伝が落ち着き(とは言えアバンタイトルに劇場版のワンシーンが組み込まれていたが)新展開。劇場版での影響で、モモタロス以外の3体のイマジンが消えてしまうというなかなかシリアスな内容だった。劇場版宣伝には無駄に時間を割いていたのに、こんな大事なエピソードをどうして1話に詰め込んだのか理解に苦しむ。良太郎とイマジン達の絆を描く絶好のチャンスだったというのに、あっさり元に戻ってしまい、これでは単なるドタバタアクシデントではないか。序盤だったらキッチリ2話分使っていた題材のはず。うーん。中だるみ気味。愛理と侑斗の交流がさりげなく描かれていたのはよかった。